Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略として、SDGsという言葉があります。これは2015年の国連で採択され日本を含める193か国が2030年までに、17の大きな国際問題を解決するという目標を掲げました。さて世界の課題は私たちには全く関係のないことなのでしょうか。そんなことはありません。このまちで起こっている問題が解決すればまちを、そして国を越えた大きな課題を解決する一つのきっかけにとなるのです。まずは私たちのまちにとって問題となっていることに、市民がSDGsを知ることで、気づき・考え・行動する。私たちが変われば世界も変わる。それを信じ、決して人任せにせず、あらゆる問題を自分のこととして向き合う姿勢をこのSDGsでまちに育ませます。
☆持続可能な開発目標(SDGs)とは
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。